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大空に願いを託してあげる「日本の伝統・凧」は、遊びの中
から科学を学び知恵と創造性を育む伝統の習俗。
・古来から、伝承されてきた日本の凧は、今も日本各地に残る風俗とし
て情緒を醸す。
・伝統の意匠には、長い歴史の中から培われて来た知恵と、新たな創
造をはぐくむ力。
・「凧」は大人も子供にも一番近く親しみやすい「ものづくり」の原点。
・ものづくりは、創造と文化の広がり、そして人との交流が生まれる。
・大空に映える凧は、形や描かれている絵に時の風を感じる。
①虻ベカ 六寸5分 寛永頃(振り)1624~1643・図柄「いかり」
②隠居1尺 承応頃〈座り〉1652~1654
25 鯱風型蝉ベカ一尺昭和52年〈振り)
①虻ベカ 六寸5分 寛永頃(振り)1624~1643・図柄「いかり」
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春の頃は遊人多く児童ここにて凧子をあげてあそぶ 其の製作の巧みなることに他国よりまされり
凧は名古屋の名産といふべし
渓居の句 春風や 踏まれて畠は 踏まれ損
其峯の句 分別の 他や春野の 帰り道
名古屋の凧が描かれております。右上から、角凧(シッポが付いている)・鴉・蜂・扇・そして、右端の武家の子供が持った「虻」の5枚と、
畦道で蜂を揚げている子供の隣のお兄ちゃんがまっすぐに伸びた糸の先に落下した「デコ」が逆さになった状態で描かれている。
「尾張名所図会」巻二『大池』【天保十二年序】 名古屋市鶴舞中央図書館所蔵
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